中小企業診断士になったSEのオルタナティブなブログ

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プレゼン資料に足りないもの

分かりにくい資料の殆どが、詰め込み過ぎだと思います。

 

だから作るのに時間もかかるし、ストーリーが十分整理できない状況に陥ります。

(あまり偉そうに人の事は言えませんが・・・)

 

情報を詰め込む視点より、不要な情報をギリギリまで削る視点が必要です。

敢えて足りないものを挙げるなら、気が利いたキャッチコピーや詳細データより余白ではないでしょうか。

足りないモノよりも・・・

上手く行かないと、足りないモノを補うことに意識が行きがちですが・・・

(アレがない・アレさえあれば・アレを買えば等々でしょうか。)

 

在りすぎる余計なモノには、なかなか気付かないものです。 

 

何かを補おうとするより余計なモノを手放すことが、あんがい状況を切り開くキッカケになるのではないでしょうか。

 

 

 

文章のタイトルは最後に見直す

誰でも文章の全体をある程度設計してから、文章を書き出しますが・・・

文章を書いている途中で、内容に追加変更が発生することが少なくありません。

 

そうすると、完成した文章と最初に書いたタイトルの内容が乖離してしまい、結果として分かりにくい文章ができあがります。(お恥ずかしながら、このブログでも良くあります。)

 

実際に文章のタイトルを最後に見直してみると書き直しが半数以上あります。

 

「**すれば、○○さんが困らないようになる。」

新人の頃、自分が担当する業務の本質は何なのか考えた末、想い浮かんだ言葉です。

 

仕事の本質は、誰かの問題解決と言われていますが、

その問題解決をなるべくシンプルにするには、どうすればいいか工夫する事が、仕事の面白さだと私は思います。

 

小学生が話すような表現で恥ずかしいと思いつつも、今でも良く口にするフレーズで、

この表現ができないという事は、その仕事の本質を小学生に話しても分かるレベルまで、掘り下げていない事になりますので、

自分の理解不足や掘り下げたい要素がある場合は、このフレーズを切り口にして、相手と積極的にコミュニケーションを取って仕事の内容を詰めていきます。

 

実際やってみると、表面的言葉や漠然とした言葉を鵜呑みしている部分が浮き堀りになる事が少なくありません。

小学生でもわかる お金にまつわるそもそも事典

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少し言葉を変えてみる事でアクションが変わる

私達は、自分自身や誰かが発する言葉に動かされて生きています。

 

例えば、

少し体調が悪いと思ったら、早く寝るようにする。

 

を、こう変えるだけで、

少し体調が悪いと感じたら、早く寝るようにする。

 

文章にしなやかさが生まれ、実際の行動にも柔軟さが加わるように思います。

 

言葉に捕らわれすぎて、アクションを躊躇するのは本末転倒ですが・・・

 

自分の頭に浮かんだ言葉を、何パターンか変化させてみる事で、言葉の裏に隠れて気付かなかったものが色々見えてくるのではないでしょうか。

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