武田鉄也さんのラジオ番組の今朝の3枚おろしで、紹介された本
その中で、一番面白かったエピソードの話。
「お客様が持つイメージ含めて商品なのだ」と改めて認識させられた。
どんな話かというと、
博多出身のシェフが、ニューヨークに出店。
まずは、「豚足」がヒット。
※豚足は、海外では食べる習慣が全然なかったので、
ちょっとしたイノベーションだったのだろう。
いよいよ本腰を入れ、売り出したのが「明太子」
仕入れた明太子は、品質の良いものだったが、
同じ食べる習慣がない物でも、魚卵は気持ち悪がられ、
お店に閑古鳥が鳴いたが、メニュー名を変えたら大ヒット!!!
それが、「博多スパイシーキャビア」だ。
白ワインやシャンパンに合う的なキャッチフレーズで、大ヒットした。
やはり名前(キャッチコピー)で、商品そのもののイメージは、
全く別物になる。
明太子のスパゲティ・・・
何かそこらの喫茶店にある、庶民っぽい料理のイメージ。
スパイシーキャビアのパスタ!!!
急に高級感がでてくるし、一緒に白ワインやシャンパンも欲しくなる。
キャビアは知っているけど、明太子を知らない外国人のインパクトは
図り知れないものだったのだろう。
自分は、明太子はご飯で食べたい派なので、パスタにされるのが嫌なのだが、
ちょっと、白ワインと一緒に、スパイシーキャビアのパスタを食べてみたくなった。
他にも、思わず、ほっこりしたり、つい笑ってしまうエピソード満載です。