中小企業診断士になったSEのオルタナティブなブログ

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SEの仕事で診断士知識を活用する

実際に、診断士資格を取得後、SEとしての仕事にどのような活用ができるかについて、実体験を踏まえた記事を書いてみました。

1.幅広い業界のシステム案件に対応できる知識ベース

プログラミングの現場からは離れてしまいましたが、診断士で学んだ広く浅い経営全般の知識はシステム導入案件で大いに役立ちます。

実際に未経験業界でも、お客様の信頼を頂く事もでき「どんな業界の案件でも対応してみせる」自信ができました。

 

案件の収益性まで考慮すると簡単は話ではありませんが、ソフトウェア開発経験のある診断士は、皆それなりに対応できるポテンシャルを持っています。

 

2.営業ツールの切り口としての活用

営業担当の方は、幅広い範囲でお客様とのコミュニケーションの切り口を常に考えていおり、営業支援で同行した際にはその知識を援護射撃として活用できます。

 

単なる知識の披露に留まらず、常にお客様の要望に対するアンテナを張っておく姿勢も大切ですが、

 

運営管理、経営法務の知識や、中小企業診白書、経済白書、JNet21など情報は、営業ネタとして使える事が多いと思います。

 

3.経営と現場の橋渡し役

お恥ずかしながら自分も実践には程遠いですが、

現場(システム開発と営業)と経営(診断士知識)の両方を理解している人間が社内に居れば、相互の橋渡し役となり、会社をもっと良い方向に導くことができます。

 

また、会社がコンサルタント導入する際にも、現場を知る人間として代弁者やコンサルの実施内容が妥当性を確認する事ができます。

 

最後に

どれも初手として有効ですが・・・・

2手3手と続けていく為には、診断士資格更新と同じく、実務レベルでキャッチアップしていく為の継続的な努力も必要です。

 

 

 

中小企業診断士になろうと思った理由

 「なんで、SE(プログラマ)やっていて、中小企業診断士になろうと思ったの?」

 

と聞かれる事がありますが、理由は、次の通りです。

 

  • 毎日に退屈していて、なんか面白そうだったから
  • 今の仕事を何となく続けていく事への漠然とした不安
  • いつデスマ案件の最前線に投入されるか分からないSEの身分として、経営という視点でも本質を考えてみたくなった。
  • あわよくば転職や副業で、少し収入も増やしたいと思った。

 

SEから診断士になるケースは割と多く、診断士合格後、色々な人に実際お会いして話をしましたが、みんな勉強を始めた理由は、自分と同じでした。

 

「SEは、ITスキルがあるから食べていくのに困らないでしょう?」

と他の職種の方から言われる事もありますが、

 

決してそんな事はなく、経験年数問わず、殆どの人が様々な理由で、将来に不安を抱えています。

IT技術の陳腐化が早く、それなりの単価で仕事を継続していくには、既存技術を充実はさせつつ、常に新技術の収集も必要ですし、今後は開発案件が海外にアウトソースされ価格競争も激しくなるので、これからSEになる人は、今よりも大変になります。

 

あえてダークな面のみ、クローズアップしますが、

 

惰性で仕事を続けているSEやプログラマは、すぐ陳腐化する技術と一緒に消費されるだけの使い捨て人材です。 

 ただ、SEやプログラマを否定する気はありません。

 

なぜならば、中小企業診断士で得る知識は、SEやプログラマの仕事と相乗効果が高く、上記のダークな面に、光を当てる解決策にもなりえるからです。

 

 

 

 

 

今にも落ちてきそうな空に下で(ジョジョ5部、アバッキオの最後)

 そうだな… わたしは「結果」だけを求めてはいない。

「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………

 近道した時、真実を見失うかもしれない。
 やる気もしだいに失せていく。

 大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。

 向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、
 いつかはたどり着くだろう?

 向かっているわけだからな。

 …………違うかい?

 

ジョジョの奇妙な冒険:5部:今にも落ちてきそうな空に下で

 

新卒の初仕事で、品質の悪いソフトウェアを納品してしまいお客様から厳しい言葉を頂いたあの日・・・

 

帰宅中に落ち込みながら、ふらふらと立ち寄ったコンビニで、缶コーヒーとジャンプを購入して読んだ『ジョジョの奇妙な冒険』で出会った言葉です。

(仕事帰り、漫画雑誌を読んでる所なんか学生モードなのですが・・・) 

 

就職氷河期で一般的な理想と程遠い会社への就職でしたが、SE(プログラマ)として社会で自立して生きていく事への希望もあり、決してサボっていた訳ではなく努力もしましたが、

 

成果が出せず、むしろ悪い結果を出してしまった。

 

お客様からお金を頂く時点でプロだ。

 新卒で経験が少なく周囲のサポートも無いので、仕様変更に柔軟に対応できませんでしたは、此方のお粗末な事情に過ぎずお客様への理由にはならない。

 

同じ環境でも上手くやっている優秀な同期もいる。

 

「SE(プログラマ)なんて、向いていないのでは?」

 

 自分や未来に絶望してやる気もしだいに失せていた、そんなあの日に出会った言葉だ。

 

そんな自分がIT業界で仕事を続けられてこれたのは、仕事で失敗して落ち込んで帰宅したあの日、この言葉が心に刻まれた事が大きいと思う。

 

その後も失敗を重ねながら周囲の力も借りて少しずつ経験を積んで、それなりに安定した品質のシステムをお客様に提供できるようになり、「SE(プログラマ)として社会で自立する」という「結果」にいつの間にか辿り着いていた。

 

また自分が求める「結果」の内容自体も、変化しながら今に至っている。

 

自分の拙い文章力では、上手く表現する事はできないが、「結果」なんて、そんなもんだ。  

<ヴィジュアル版> ジョジョの奇妙な名言集 part4~8 (集英社新書)

<ヴィジュアル版> ジョジョの奇妙な名言集 part4~8 (集英社新書)

 

おまけ

プロしての「結果」に対する責任は当然発生します。ジョルノ達のような「覚悟(黄金の精神)」でそれに立ち向かう必要はありますが、「スタンド使い」ではなくても、朝昼晩を食べ栄養と睡眠を取れば7割のケースは何とかなります。

Excelのフィルタ表示のショートカット:Shit + Ctrl + L

何だかんだ言っても、Excelにデータを貼り付けて、
編集作業をすることは多い。

 

その時、いちいち、メニューバーからマウス選択しなくても、


一発で、シートの先頭にフィルタを表示するショートカットが、

Shit + Ctrl + L

 

「ポイント」

  • 現在選択中の行が、先頭行でなくても、先頭行にフィルタを表示
  • フィルタがある状態だと、フィルタを解除

 

これ、地味に便利です。

 

人間関係:徳は孤ならず、必ず隣にあり

徳は孤ならず、必ず隣にあり

論語

 

大体の人が、職場や学校など集団に所属して、人間関係のストレスを抱えながら、毎日を過ごしているかと思います。

 

自分は性格的に正しいと思うと、とりあえず人間関係は後回しにして、アクションしてしまう事が割と多く・・・、自業自得ですが、批判や影口で、凹んでしまう事も少なくありません。

 

でも、そのアクションが、論語の「徳」とはちょっと意味が違うかもしれませんが、、誰かの助けや、共感を呼ぶ事であれば、理解してくれる人は一定数いました。

 

意外と他人は、良くも悪くも、よく見て人を評価しています。

 

もし、あなたの起こしたアクションが、誰かの助けになっているのならば、必ず評価してくれる人は隣にいる筈です。

 

 

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