中小企業診断士になったSEのオルタナティブなブログ

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ドラゴンクエストのお客様視線

ドラゴンクエストのモンスターのイラストには、ある共通点があります。

 

それは、モンスターの「視線」

ドラゴンクエスト ソフビモンスター 020 ドラゴン

ドラゴンクエスト ソフビモンスター 020 ドラゴン

 

このドラゴンなんか生きていて意思をもっているみたいに、こちらを見ているような気がしませんか。

殆どのモンスターが、「モニターの前のプレイヤーを意識した視線」で、描かれています。

 

ゲーム内のモンスターが、プレイヤーに襲いかかる臨場感を演出する為の工夫なのですが、これもある意味、お客様の視点のサービスです。

 

同じ「ドラゴンを描く」という作業でも、仕事の最終形態がイラスト画集/TVゲームでは、求められる答えの本質は違ってきます。

 

勿論、鳥山明さんがデザインしたドラゴンクエストのモンスター達は、イラストという点でも非常に優れていますが・・・

 

ドラゴンクエストというゲームが30年以上愛され続けている背景には、このようなお客様視点のサービスが、お客様に心のどこかに残り続けているからなのかもしれません。

40人の組織論

明治時代に日本で初めての小学校制度が導入された際、諸外国から日本の学校教育は軍隊式を取り入れていると評されています。

 

小学校の1クラスが最大40人の理由

 現在は少子化で少し事情が異なりますが、この40人という人数は軍隊でいう中隊の人数にあたり、何を意味するかと言うと

 1人の人間の目の行き届く範囲の限界の人数になります。

 

軍隊と学校では、その目的が異なりますが

  • 軍隊なら、指揮官が戦いながら、部下を指揮する
  • 学校なら、教師が授業をしつつ、生徒を指導する

という点は共通しています。

興味深いのは、どんな優秀で統率力や指導力のある指揮官や教師でも、個人の影響が及ぶ人数の範囲(最大40人)は変わらないという点です。

 

40人が、組織の成長分岐点

大会社でも中小企業でも、部門は成長すると再編成/分割されます。 大企業なら新部門の設立、中小企業なら初めて複数部門の概念が生まれます。

 

成長する部門のトップは総じて個人としては優秀で、その優秀な人間の目が全ての範囲に行き届けば細部まで最適化され無駄が減り、成果を生み出す部門に成長します。

 

しかし部門の人数が40人より増えれば、優秀な人間の目が届かない箇所も出できますし、部門が分割されれば最適化が崩れ今までの当たり前が思うようにできなくなります。

 

トップ個人の能力が優秀であればある程、このジレンマが発生します。

 

40人の限界を踏まえた普段からの仕組み作り

このようにの組織分割は組織の総合力の一時的低下を招きます。

 

 個人の能力の成長も大切ですが、同時に部門が分割されても、総合力の一時的な低下を軽減する仕組みを普段から少しずつ作り上げていく事も、組織の成長にとって大切な事です。

 

ルパンが愛され続けている理由

ワンピースの仲間が敵に回るのは衝撃展開ですが、 ルパンに登場する次元、五ェ門、不二子、銭形が敵に回る事もあっても、特に驚く視聴者は少ないかと思います。
 

 

銭形はルパン逮捕が目的ですが、誰よりもルパンの実力と人間性を評価しているある意味、最大の理解者です。

 

また、ルパンも含め、次元、五ェ門、不二子も、お互いに敵の立場になっても、お互いを憎む事もなく、堂々と渡り合います。

 

その理由は、彼らの間に「確立した個人」の人間関係が成立しているからだと思います。

 

日本人は、ルパン達のような「確立した個人」の人間関係を築くのが苦手で、どうしても先に、何かの枠組みで人間関係を捉えてしまいがちです。

 

 ルパン三世が、半世紀近く愛され続けているのは、ルパン達のような「確立した個人」の人間関係への憧れの裏返しではないでしょうか。

トクサツガガガ

HNKのドラマ10で放送していたドラマ

トクサツガガガ

あまりTVを観ない方ですが、友人に勧めらハマりました。

 

特撮ヒーロー好きを周囲にひた隠しにして、こよなく愛する特撮オタのOLの話で、小芝風花さんや倉科カナさんの演技も、いい味出しています。

 

また、架空の戦隊物、「疾風怒涛ジュショウワン」を再現してしまうクォーリティーの高さも中々のものです。

 

こんな可愛い子が、特撮好きって言った時点で、「正義」になってしまうのが、世の現実だと思いますが・・・

 

それはさておき、原作の話の展開が秀逸で、特撮ネタから様々な物事の本質への掘下げの切り口が面白く、ある事象から物事の本質を突く展開は、診断士的なものを感じてしまいます。

 

また、心に残る名言も多いです。

自分が苦しいことは、弱い者を見捨てていい理由にはならない

(出典:トクサツガガガ:劇中の戦隊ヒーロー:シシレオー)

大丈夫じゃない人は、皆亡うなっただけの話です。

(出典:トクサツガガガ:電車で席を譲った老人)

 

トクサツガガガ DVD BOX

トクサツガガガ DVD BOX

 

 

ガガガガガガガ

ガガガガガガガ

 

 

和して同ぜず

君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず

出典:論語

 

「君子は、全体の和を考えつつ、主体性を持っている。

 小人は、主体性が無く周囲と同調するが、全体の利は考えない。」

 

という様な意味の言葉で、全体の和の部分を利益と解釈した方が、シックリくるかもしれません。

 

日常にありがちな、料簡の狭い同調圧力や、見当違いな個人主義に対して、これ程クールにもの申す言葉は他に無いと思っています

  

論語 (ちくま文庫)

論語 (ちくま文庫)

デスクトップを公開

PCのデスクトップの個人的な拘りの話。

 

基本、デスクトップには、ゴミ箱以外何も置かない。

(一時的に置いた時も、すぐ移動するようにしている。)

 

背景は、壁紙無しの黒色か、

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気分で、壁紙を設定する時もある。 (それでもゴミ箱以外は、何も置かない。)

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 理由は、以下の通りだ。

 

  1. ショートカットやフォルダで、ゴチャゴチャしたデスクトップが嫌い
  2. キーボードから、いちいちマウスに手を移動させるのが面倒臭い
  3. 画面の背景とアイコンを再描画する無駄なリソースを使いたくない
  4. 仕事PCの場合、重要ファイル名を画面に晒すセキュリティリスクを回避

 

アプリケーションやフォルダは、全てキーショットカット操作で開く。

 

些細な拘りだが、

シンプルなデスクトップは、思考の効率化に繋がると信じている。

 

座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋

座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋

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